型は地図

人間の身体の中には退化してしまっているが、コマの芯のようにエネルギーを生み出す場所がある。その部位は退化しているので、頭で意識することもできなければ、指を動かすように、意識して動かすことは当然できない。

 

そのためそれがどこにあるのかを予測しながら、探すことなどは到底無理であり、また解剖学の本を広げてそれが人体のどの部分にあるかを指し示すこともできない。

 

しかし、その部位を知った人が誰でもそこへたどり着くための地図を描いた。それが型である。型を変えてはいけないのは、型を変えてしまえば、そこへたどり着くための地図が変わってしまうからだ。

エネルギーを生み出す源泉へとたどりつくための地図が型である。